小屋を使ったコワーキング「小屋ーキング」を始めてみた。
この12月からコワーキングスペース飯田@ooharayaの新たなスペースとして
6畳一間の小屋を貸し出す取り組みをスタートしました。
「なんで小屋?」
「6畳しかないのに何が出来るの?」
「面白そう!」
「使ってみたい~」
「カワイイ♪」
ネットでもリアルでも色々な反応をいただいております。
長野県でシェアナンバーワンの信濃毎日新聞にも記事が掲載されました。
この小屋を活用したコワーキングは企画の段階から「小屋-キング」(ダジャレかよ)だね!と多くの方に言われまして
そのまんま「小屋-キング」という愛称で呼んでいます。
カレー屋、ブルース・リーショップ、デザイン事務所、小屋ーキング
そもそも、コワーキングスペースとしての取り組み自体は
飲食店であるカレーの大原屋で続けてきたセミナーやイベントが元になっています。
全く人が来る要素のな地域、コンサルや不動産屋からは「首吊り立地」と言われる場所で、
「独自の価値を提供する事で足を運んでもらう」超地道な活動を続けて来て今の形態になっています。
しかも、コワーキングスペース飯田@ooharayaは一つの建物内ではなく
「飯田市羽場権現」という地域の一部エリアがコワーキングスペースという体をなしています。
・飯田市羽場権現976番地→小屋-キング(6畳一間のスペース貸し)と駐車場
・飯田市羽場権現978番地-1→ブルース・リーショップ「今井商店」とデザイン事務所「ケイ・デザイン」(月額利用で入居)
・飯田市羽場権現978番地-4→カレーの大原屋(セミナーイベントホールとドロップイン)
ちなみに、今回設置した小屋-キングは地元の建築会社、モコホームのマルス建築舎さんが
パッケージ化した小屋商品「Mocoya」(モコヤ)の展示場があったら良いな~
という話が発展して生まれました。
そもそも、人口密度がメッチャ薄く、かすかす10万人の都市
しかも、農家や製造業に従事する方の多い街ですから
事業としてコワーキングスペースがまともに運営していける訳がありません。
そんな中、地域の仲間がそれぞれのリソースをシェアする事で生まれたのが
今回の小屋-キングです。
Facebookでシェアしたところ、ミニセミナー、書道教室、仕事で缶詰めになりたい(笑)
などなど、早速お問い合わせもいただいております。
ローカルのコワーキングスペース運営は色々と大変な事ももありますが
今回の取り組みで何かしらの反応が出てきているのは嬉しいことです。
将来は、南アルプスを眺めながら仕事ができるフリーランス村?
長野県も全国の地方と同様に、高齢化と人口減がどんどん進んでいます。
そんな社会環境ではありますが、
空き家を減築して空いたスペースに小屋を立てたり
耕作放棄地に小屋を複数立てて、Iターン者のオフィスにしたり
南アルプスを眺めながら仕事ができる信州ならではのフリーランス村ができたら面白いんじゃないか?
この6畳一間の小屋は、小さいからこそ可能性が広がるのでは?と期待しています。
メッチャ田舎ですが、見学も大歓迎です。
是非とも現物を体験しにいらしてくださいませ。